法人概要

いつも応援してくださってありがとうございます。

「人が減り、高齢化が進む」という時代が本格的にやってきます。
すでに私たちのまちでも、社会構造が複雑になっていくなかで高齢者介護の問題だけにとどまらず、多世代・多問題をかかえたケースが増えてきています。
簡単な解決策があるわけではなく、想像するだけでつらくなるような現実ですが、福祉の価値がより際立つ時代です。

今こそ 私たちの出番なんだと思います。
めまぐるしく変化する時代にあっても、私たち社会福祉法人慈惠会の事業は 一人ひとりのご利用者のためにあり、地域社会をよくすることを目的としていることに変わりはありません。

「ケア」という言葉には、単純に食事やお風呂の世話をすることにとどまらず、当事者にとって「最適な状態にする」「最適な状態になるよう支援する」という意味も含んでいるそうです。
私たちは「ケア」にこだわり、かかわる「ひと」に対して、その場・その時々に応じた最適な状態への支援をさせていただきたいと思っています。
昨日よりも今日、今日よりも明日の「くらし」をよくするために。
そして、多様化するニーズに応えられるよう、社会や制度のすきまを埋められるよう、幅広い福祉サービスの担い手を目指し精進します。
ゆい（結い）の認めあい・活かしあい・助けあいの考え方や地域に根差した実践こそが、これからの「どんな人にもやさしいまちをつくる」ことに必ずつながると信じています。

先の見えない混沌としたこの時代。
不安はいっぱいですが、それと同じくらい楽しみでもあります。
「ひと・くらし・まちをよくする」ため、今 私たちに何ができるか。
法人創設者であり、初代理事長 廣田明の言葉、「いらんことを考えへんことや」を念頭に、ひたすら まっすぐ あゆみを止めずに行動していきます。
どうぞ変わらぬ応援をよろしくお願いいたします。